1:名無しさん@涙目です。(岩手県):2011/09/01(木) 10:44:48.05 ID:vBHDH8jq0
疲弊商店街、津波追い打ち 石巻中心部、再建に踏み出せず
「店を閉めるという決断しかなかった」。石巻市中央2丁目で履物店を営んでいた
藤沼信夫さん(81)は、市内の仮設住宅で寂しそうな表情を見せた。
先代から90年以上続いた店は、1階が天井近くまで浸水した。シャッターはひしゃげて壁紙は
はがれ落ち、修理用具や商品はすべて水に漬かって使い物にならなくなった。
藤沼さんに、後継者はいない。「体が動くうちは続けたかった。ほかの商売仲間もつらい立場だと思う。
商店街の行く末が心配だ」と話す。店舗・駐車場賃貸業「本家秋田屋」が中心商店街で貸し出す
約20の物件のうち、震災後、半数以上が退去した。
浅野仁一郎社長(60)は「行政の青写真も明確に出ていない。高齢の店主らは、
再建を諦めざるを得なかったのだろう」と話す。
中心商店街は2000年ごろから閉店が目立ち始めた。09年6月に県が実施した調査では、
立町や駅前大通りなど8商店会に所属する266店のうち82店が空き店舗だった。
市商工会議所とタウンマネジメント機関「街づくりまんぼう」などは07年、
中心地のにぎわいを取り戻そうと協議会を発足。
10年2月には「彩り豊かな食と萬画のまち」を掲げた中心市街地活性化基本計画が、
県内で初めて内閣府に認定された。新たな街づくりの胎動が始まった直後に津波が襲い、
疲弊する商店街に追い打ちを掛けた。
一方、中心市街地から約3キロ内陸にある同市蛇田地区は津波の被害が小規模にとどまり、
今は震災前以上のにぎわいを見せる。来春には、飲食や美容院などのテナント10店を連ねた
複合施設がオープンする予定だ。
市内の不動産業者は「復興需要で、大型店などは活況だ。車で行動する若い家族層は、確実に
蛇田側に買い物行動の軸足を置いている」とみる。
http://www.kahoku.co.jp/news/2011/09/20110901t13021.htm
くるまもおわこん
駅前マンションがまた増え始めてるから一理ある
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